熊谷市でパパサークル設立に取り組む「しょーへいさん」にお話をお伺いしました。

しょーへいさんは、埼玉県熊谷市在住の自動車エンジニアとして働く30代のパパです。2019年に結婚し、現在3歳のこどもがおり、2024年10月に第二子が生まれる予定です。第一子では1週間の育休、第二子では思い切って5か月の育休を取得予定です。現在は、パパサークル設立に向けて活動をしています。

しょーへいさんは、埼玉県熊谷市在住の自動車エンジニアとして働く30代のパパです。2019年に結婚し、現在3歳のこどもがおり、2024年10月に第二子が生まれる予定です。第一子では1週間の育休、第二今回は、そんなしょーへいさんにパパサークル設立に関するお話を聞いてみます。

パパサークルを設立しようと思ったきっかけについて教えて頂けないでしょうか。

一つは、昨今の育児に関する痛ましい事故に関して何か出来ないかという想いがあります。

こうした事故の矢面にたたされるのは母親である場合が多いのですが、その裏には育児におけるパパの不在があったりもします。そのため、パパがもっと育児に携われるきっかけ作りがしたい、社会課題を解決したいということがあります。

もう一つは、純粋に育児について気軽に話せるパパ仲間がいたらいいという想いです。私は岡山県出身で、現在住んでいる場所には知人・友人がほとんどいません。育児という共通のテーマでつながる仲間が欲しいと思っています。

パパサークルを設立しようと思ってからどのように行動に移されたのか、お話を伺えますでしょうか。

パパサークルについては熊谷市に相談してみました。特につてがあったわけではないのですが、市の子育て支援を担っている部署にメールや電話で直接連絡をしてみました。しっかりとした資料を作成し、さきほどお話したパパの家庭進出に関連する社会課題なども踏まえて市の職員に丁寧に説明しました。

その結果どのような反応でしたか?

熊谷市は子育て支援についてNPO法人に委託しているそうなので、NPO法人につないでくれました。

その後、NPO法人の方々に改めて自分が考えているパパサークルや子育てイベントについてお話したところ、内容について共感をしてくれたので、企画を具体的にすすめることができました。

これまでにどのようなイベントを企画されたのですか?

様々なイベントを企画していますが、読み聞かせや工作イベントがメインです。

子どもたちの集中力はなかなか長時間持たなかったりしますので、15分を目処にいくつかのコンテンツを用意しています。

イベントの内容を決める際に気をつけていることはありますか?

1回あたりの時間を1時間程度にしています。これは、1回目に1時間半のイベント時間を設定してみたのですが、子どもたちの集中力が続かなかった反省を踏まえて、1時間にしているという経緯があります。

また、子供が楽しめることを大切にしています。親子で参加するイベントなので、ともすると親が作業に熱中してしまい、子どもの作品づくりのはずが、いつの間にか親の作品づくりに変わってしまうことも。

最後に、親からの信頼を得ることも大切にしています。パパ仲間を作るという目的はあるのですが、実際には参加者の半分以上はママさんだったりしますので、ママの信頼を得られるように心がけています。

一回のイベントを開催するのにどれくらいの費用や時間をかけていますか。

イベントに向けて、工作物の材料費に毎回1,000円程度かけています。そのため費用の負担はそれほど重くないです。

一方で、イベントの内容を検討するために、仕事と育児の合間の隙間時間で6~8時間くらい毎回かけており、時間を捻出するのが大変です。ただ、自分自身も好きでやっていることなので大変さも含めて楽しんでいます。

どのような時にやりがいを感じますか。

子どもたちが楽しそうにしている際に、やっていて良かったと思います。

先日は、梅雨ということもありテルテル坊主を作成しました。

折り紙をくしゃくしゃに丸めてビニール袋に入れる作業があるのですが、子どもたちは一生懸命に目を輝かせながら作業に励んでいて、そうした姿を見るとやっていて良かったと感じます。

また、子どもたちが一生懸命に作業をして出来た作品には一つ一つに個性があって、そうした作品を見るのはとっても楽しいです。

今後はどのように活動を展開していこうと考えていますか。

今後も継続してイベントを開催していこうと思っています。ただ、私一人でイベントの企画や運営をするのは大変ですので、出来れば一緒に企画や運営に携わってくれる人がいるといいと思っています。

パパ育コミュの中にイベント等の企画・運営経験のある方がおられましたら、どんな企画をやったら盛り上がるのか等、情報交換させてもらえると助かります。

承知いたしました。また、情報交換をする機会を設けさせていただきますね。

今回はしょーへいさんにお話を伺わせて頂きました。

しょーへいさん、ありがとうございました。

※イラストはサノパパさんに書いて頂きました。イラストやデザインのご要望があればTwitterまで。

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